仕事内容
▼業務内容
・宇宙機及びコンポーネントの軌道上での挙動を模擬するシミュレーターの開発
・展開構造物を含む宇宙機用コンポーネントのミッション中の挙動解析
・シミュレーションモデルの構築と検証、シミュレーション結果の詳細な分析
・宇宙環境(熱、放射線、微小重力など)が装置の性能に与える影響の評価
・ミッション計画とリスク評価におけるシミュレーション結果の適用
必要な経験・スキル
▼必須経験
・物理挙動に関する模擬シミュレーターの開発・運用経験
・宇宙機、ロケット、ロボット、産業用装置などの挙動に関する解析経験
・解析ソフトウェア(Nastran、ANSYS、MATLAB/Simulink等)の使用経験
・宇宙機の設計および運用に関する深い理解
▼歓迎
・宇宙機に関連したミッション解析の経験
・シミュレーションを用いた新技術や新概念の検証経験
・多体動力学、流体力学、熱力学の知識
・多様なエンジニアリング分野(電気・電子、機械、ソフトウェア)との協働経験
募集概要
(フルタイムの場合)
株式会社BULLについて
Vision
◆VISION
地球内外の惑星間の行き来を「当たり前」に
◆MISSION
天体への(再)突入技術を活かし、宇宙利用サービスを安価・簡潔に提供
「地球内外の惑星間の行き来を "当たり前" に」をビジョンに掲げ、宇宙産業の循環構造に着目し、デブリ対策装置開発も含めたビジネスの枠組みを計画しています。
事業内容
株式会社BULLは、2022年に創業した宇宙デブリ(宇宙ゴミ)の発生を防止する装置の開発や軌道利活用のための実験衛星・装置の開発を行うスタートアップ企業です。「地球内外の惑星間の行き来を『当たり前』に」をビジョンに掲げ、「天体への(再)突入技術を活かし宇宙利用サービスを安価・簡潔に提供」することを目指して活動しています。
現在弊社では、文部科学省中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3)宇宙分野(事業テーマ:スペースデブリ低減に必要な技術開発・実証)へ採択いただいたことを踏まえ、社会実装に向けた開発を加速させています。宇宙はとても専門性の高い業界ですが、航空宇宙領域以外をキャリアにもつメンバーも活躍しています。「日本発」の技術で「世界初」の製品を一緒につくってみませんか?
【事業内容】
BULLでは、大きく2つの事業に取り組んでいます。
1つ目は、デブリ化防⽌装置(PMD:Post Mission Disposal)の開発。2つ目は、無人・非回収の軌道上小型試験装置「Micro-ISS」の開発です。
デブリ化防⽌装置の開発では、PMD(Post Mission Disposal)と呼ばれる装置を衛星等の宇宙機に予め搭載しておくことで、宇宙機の運用終了後、インフレータブル構造を有するテザー状の構造物を展開させて、大気抵抗や電磁力によるブレーキ力を用いて搭載先の宇宙機を減速、大気圏に自然落下させて消滅させます。
無人・非回収の軌道上小型試験装置「Micro-ISS」の開発では、宇宙空間での試験サービスの提供を目指しています。
製薬、美容、食品等の産業に対してMicro-ISSによる試験機会の提供を行うことで、他産業のイノベーションの促進に貢献したいと思っています。
代表取締役
宇藤 恭士
愛知県出身。早稲田大学法学部卒業後、防衛省に入省(国家公務員1種・法律職)し、自衛隊の運用、日米同盟政策及び共同訓練に関する企画立案業務に携わる。同省にて奉職中、米国スタンフォード大学大学院にて国際政治学修士号を取得したほか、国土交通省出向時には河川関連行政の法規担当業務に従事。退官後、株式会社経営共創基盤においてアソシエイトマネジャーとして民間企業に対する事業再生等のコンサルティング業務を経て、宇宙スタートアップ企業である株式会社ALEに参画し、大気データ事業と宇宙デブリ対策事業を統括。今般、宇宙デブリ対策事業を推進させるべく新たに株式会社BULLを立上げ、宇都宮を拠点に事業を開始。
メンバー
河村政昭
福岡県出身。東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻博士課程修了。帝京大学理工学部航空宇宙工学科の教員に着任。
地球および火星の大気圏再突入に関する研究に従事する傍ら、学内衛星開発プロジェクト『Teikyo Satプロジェクト』を主導。
生物を搭載した超小型人口衛星の打ち上げ成功は、国内初。Micro Satサイズでは、世界初。これらの経験とノウハウを生かして大学発ベンチャー企業を設立。
鶴田佳宏
佐賀県出身。九州大学大学院工学部航空宇宙工学専攻博士後期課程修了。博士(工学)取得。
九州大学大学院・学術研究院、東京大学大学院・特任研究員、特任講師、および宇宙スタートアップ企業参加経験等を経て、2020年4月より帝京大学理工学部航空宇宙工学科・常任講師として着任。2021年4月より帝京大学宇宙機研究開発センター・通信/電源部門兼担。2023年4月より株式会社BULLに参加。2010年より参加した超小型衛星プロジェクトは累計10件超。専門分野は、宇宙機システム工学・通信システム工学・電磁波工学。
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