仕事内容
【業務内容】
XR技術を活用して医療現場を支援する医療デバイスの開発を進めております。
すでにプロトタイプは完成しており、臨床現場から高く評価されており、2024年4月には5億円の資金調達を完了しました。
外部チームと開発してきましたが、内製化をして、製品化に向けてブラシュアップを行うフェーズにあり社員の募集に至りました。
<業務範囲>
開発プロジェクトにおける、画像処理領域をお任せしたいと考えております。
医療用画像(CT画像)を元に3D化を推進いただく想定です。
内製化のファーストステップですので、リーダーシップをとって、プロジェクトをけん引いただければと思います。
医療という社会貢献の高い分野にご興味がある方は是非ご応募ください。
【事業概要】
当社は2023年に順天堂大学の肺がん外科治療のスペシャリストである鈴木健司教授により設立され、
拡張現実の技術を医療に応用することを目指しています。
必要な経験・スキル
【必須(MUST)】
以下いずれかに関するご経験
・OpenGL、Cuda など3Dグラフィックに関する経験
・OpenCVなどの画像処理ライブラリの利用経験
【歓迎(WANT)】
・CT/DICOMデータをもとにした3D化の経験
・Vulkan、HLSL、OpenCL等を用いた、画像認識技術の実装経験
・医療系分野の経験
【求める人物像】
・日本語での円滑なコミュニケーションが可能な方
募集概要
(フルタイムの場合)
株式会社ソラセンテスについて
Vision
最新のテクノロジーで世界最高峰の医療安全を実現する。
例を挙げるならば、胸腔のドレナージは私たち医師が想定している以上に、誤った挿入となっているという報告があります。 不適切な挿入というのは、例えば見込みからずれて肺や心臓へ穿刺してしまうような事例など、考えただけでも恐ろしくなるような危険性も含まれます。
鈴木が胸部外科医となって30年来、この状況は何ら変わりません。これまでドレナージのガイドとして医療業界で使用されてきた超音波は、胸部では使用できない状況が多かったからです。
世界中の患者が、このようなリスクに直面しなければならない現状を打破するために、最新のテクノロジーを活用できないか。
鈴木の30年来のこの悲願と発想こそが、今回のプロジェクトの起点となっています。
事業内容
◎拡張現実で医療安全を確保する革新的な医療機器
胸腔ドレナージは、臨床現場において日常的に行われている診療行為であり、胸腔内に貯留した空気、液体等を体外に排除するための手技です。
頻繁に行われている基本的な手技ですが、この胸腔ドレナージに伴う死亡事例が後を絶たず、厚生労働省事故調査委員会からも度重なる警鐘が鳴らされています。
それにもかかわらず、日本のみならず、世界中で重症合併症がなくならないのが実情です。
医療における穿刺行為のサポートは超音波で行われていますが、胸腔は気体を含有する唯一の体腔であるため、超音波は使用できないという現状があります。
この状況を打破するため、拡張現実(AR)の技術を用いて胸部CT画像を患者にオーバーレイすることで、臨床医にとっては計り知れない援護となるだけでなく、リスクを激減することが可能になります。
代表取締役CEO
鈴木 健司
順天堂医院 呼吸器外科 教授
代表取締役CEO
1990年、防衛医科大学校卒業。医師国家試験合格。1991年、防衛医科大学校臨床研修医。1993年、US Navy潜水医学課程修了。1995年、国立がんセンター東病院非常勤医師。1997年、同がん専門修練医。1999年、国立がんセンター中央病院呼吸器外科医員。2007年、同呼吸器外科医長。2008年、順天堂大学医学部呼吸器外科教授。日本呼吸器外科学会賞、癌学会奨励賞、日本肺癌学会 篠井・河合賞など受賞多数。
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