仕事内容
UFB技術を活用した医療用製品の開発を進めています。
本ポジションでは、研究開発に伴うプロジェクト全体の管理・推進を担い、製品化に向けたマネジメントを中心に実施いただきます。
具体的な業務内容は以下の通りです。
医学プロジェクトのマネジメント:大学や研究機関と連携し、カプセル化技術や動物実験、薬効検証などのプロジェクトを統括
治験データの計画と収集:製品化に向けた必要データの特定、治験設計の指導およびデータ収集の管理
研究方針の策定および指示出し:製品開発に必要な研究方針を定め、チームや外部パートナーに具体的な指示を提供
必要な経験・スキル
・経験豊富なプロフェッショナル:40代から50代前半までの、創薬・製薬分野における豊富な経験をお持ちの方
・専門知識を有する方:DDS(ドラッグデリバリーシステム)に精通しており、その知識と経験を活かしてプロジェクトを推進できる方
・バランス感覚のあるリーダー:明るく前向きな性格で、チームメンバーと楽しく協働しながらも、自身の専門分野においては厳しく的確な判断ができる方
・柔軟性と責任感:課題解決に積極的に取り組み、柔軟かつ責任感をもって業務を遂行できる方
募集概要
(フルタイムの場合)
ファルストマ株式会社について
Vision
ウルトラファインバブルの技術を通じて社会に貢献することがVISIONです。
医療分野での新たなソリューションを提供することで、患者の負担を軽減し、QOL(生活の質)の向上を目指しています。
また、インスリン注射の使用済み針など在宅医療廃棄物の削減を目指すことで、SDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」の達成にも寄与します。
事業内容
当社はコア技術として液体中にある1.0 um未満の気泡であるウルトラファインバブル(Ultra Fine Bubble:UFB))を活用し、医療用に応用することを目指している会社です。
たとえば、従来のインスリン注射に代わり、患者が飲料として経口摂取できる形を開発しています。
注射は適切な場所への投与が必要であり、冷蔵庫での保管や廃棄に関する課題もあります。
それを飲み薬として提供することで、患者の負担を軽減し、利便性を向上させます。
ファウンダー&代表取締役CEO
久保田雅彦
慶應義塾大学理工学部を卒業後、同大学大学院理工学研究科化学専攻を修了。キヤノン株式会社に入社し、20年以上にわたりインクジェットプリンタの研究開発に従事。プリントヘッドの技術開発を担当する中で、微細なノズルから生成されるUFB(ウルトラファインバブル)を発見。この技術の可能性を追求し、UFBの生成および応用研究に約8年間取り組む。
キヤノンではインクジェット方式によるUFB生成技術を活用し、新たな分野への応用を模索する一方、成熟したコピー機事業が主力である同社の投資判断により、さらなる開発が難しい状況に直面。それでもUFB技術がもつ可能性を信じ、医療や環境分野への応用を目指してファルストマ株式会社を設立。
メンバー
久保田真理
慶應義塾大学医学部 准教授 博士(理学)
慶應義塾大学 理工学部 卒業
慶應義塾大学大学院前期博士課程理工学研究科 化学専攻 修了
慶應義塾大学大学院後期博士課程理工学研究科 化学専攻 修了
慶應義塾大学医学部 助手、専任講師を経て、現職
慶應義塾大学理工学部 兼担講師
東洋大学理工学部応用化学科非常勤講師
杉山光司
慶應義塾大学経済学部卒(200903)
EY新日本有限責任監査法人(201002-201807)
株式会社日本M&Aセンター(201808-202002)
有限会社ワシントン靴店 代表(202003-現在)※家業
株式会社MiL CFO(202103-202412)
ゴエンキャピタル株式会社(202504-現在)
ファルストマ株式会社(202505-現在)
慶應義塾大学経済学部卒業後、公認会計士の資格を取得し大手監査法人にて製造業を中心にIPO準備会社等の監査業務に幅広く従事。
その後日本M&Aセンターにて専門家として数多くの税務会計論点の対応を行なったのち、
自ら事業承継問題を解決すべく家業に戻り、代表として経営の立て直しに尽力。
現場は親族役員に一任しながらも、事業成長にコミットし現在も代表は継続。
その後、自らの子育て経験から会社のビジョンに共感した乳幼児領域のスタートアップ株式会社MiLに参画し、
CFOとして10億円超の資金調達を達成。
現在は、自身の経験も踏まえ、改めて日本の事業承継課題の解決を使命に、
ゴエンキャピタル株式会社にてバックオフィスおよびミドルオフィス(案件サポート部署)を統括。
IPO/M&Aの両面を見据えて、スタートアップに限らず幅広い会社の支援を行っている。
安井正人
慶應義塾大学医学部 卒業
米国ジョンズホプキンス大学助教授(2001-2006)
10年間の米国ジョンズホプキンス大学での勤務経験と人脈が
あり、FDAなどの米国制度にも詳しく、米国企業との交流もある
慶應義塾大学医学部 薬理学教室 教授(医学博士)
研究分野:
ライフサイエンス、薬理学 Water Biology
水分子の生物学の研究において第一人者
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