株式会社ケイエスピー(JST・D-Global:ペプチド分子集合体PJ)
在宅可
株式会社ケイエスピー(JST・D-Global:ペプチド分子集合体PJ)
医療・ヘルスケア / 新素材・バイオテクノロジー
東京科学大学の研究成果を活用、JST-Dグローバルに採択中のプロジェクトです。
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仕事内容

■ 募集概要
再生医療領域における大学発技術「JigSAP」の事業化をリードしていただける客員起業家(EIR)を募集します。
本ポジションは、株式会社ケイエスピーのEIR制度の一環として採用され、将来的な法人化・独立起業を前提に、対象プロジェクトである「JigSAP」の創業メンバー(CEO候補/CTO候補)として活動していただきます。

■ プロジェクトについて(JigSAP)
自己組織化ペプチドハイドロゲル「JigSAP」を用いた、細胞移植を必要としない脳再生治療技術を開発する大学発スタートアッププロジェクトです。2026年の法人設立を目指し、研究職バックグラウンドを持つ3名のメンバーで基礎研究・プロダクト開発を進めています。
「JigSAP」は以下のような特長を持ちます:
・ECM(細胞外マトリックス)を模倣した三次元構造
・自己組織化により生理条件下でナノファイバーを形成
・治療用タンパク質の持続放出が可能
・細胞移植を用いない再生医療の新たな治療手段となる可能性

■ 募集背景
・研究フェーズから事業フェーズへの転換を見据え、事業化推進のための経営・技術リーダーが必要
・2026年の法人設立に向け、起業前フェーズから関与し、創業チームの一員として事業を牽引できる人材を求めています
・資金調達、事業戦略、外部連携を含め、幅広く事業化をリードいただける方を歓迎

■ 業務内容
・研究成果の事業化に向けた戦略設計および推進
・事業計画の立案、仮説検証、実行
・資金調達(助成金、VC、共同研究など)
・大学や医療機関、企業とのアライアンス構築
・チームビルディング(採用計画、制度設計など)

■ ポジションの特徴(EIR制度について)
・本ポジションは、株式会社ケイエスピーが提供する客員起業家(EIR)制度の一環です
・プロジェクト期間中は、株式会社ケイエスピーが雇用主となり、JigSAPの事業化をミッションに活動いただきます
・将来的には、対象プロジェクトの法人化と共に、創業メンバーとして独立・経営参画を想定しています

■ プロジェクト情報
・プロジェクト名:JigSAP
・代表予定者:味岡 逸樹、村岡 貴博
・設立予定年:2026年
・所在地(予定):神奈川県
・URL:https://www.jigsap.com

■ EIR制度提供元
・企業名:株式会社ケイエスピー
・URL:https://www.ksp.co.jp/service/fund.html

必要な経験・スキル

<必須>
・新規事業立ち上げまたはスタートアップ創業の実行経験
・事業計画策定と、現場レベルでの実行能力
・未知の領域にも自走して取り組める力
<歓迎>
・ライフサイエンス/バイオ領域における知識・関心
・ディープテックまたは大学発技術の事業化経験
・アカデミアとのコミュニケーションが円滑に行える方

■ 求める人物像
・創業初期の不確実性を前提に楽しみながら前進できる方
・社会課題解決に対する強い動機を持つ方
・経営者としての視点と当事者意識を持てる方

募集概要

勤務地/最寄駅
神奈川県川崎市高津区坂戸3-2-1かながわサイエンスパーク(KSP) / 田園都市線「溝の口駅」、JR南武線「武蔵溝ノ口駅」
雇用形態
在宅可否
勤務条件備考
年収目安
(フルタイムの場合)
休日・休暇
待遇・福利厚生
試用期間

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株式会社ケイエスピー(JST・D-Global:ペプチド分子集合体PJ)について

Vision

分子集合体治療という新たな創薬モダリティの創出と人工足場材料を用いた再生医療の確立を通じて、これまで治療困難とされてきた疾患に対しシンプルな治療戦略を提供します。

事業内容

<JST・D-Global:ペプチド分子集合体PJ>
東京科学大学/東京農工大学発の技術であるペプチド分子集合体ゲル「JigSAP」を基盤とした次世代の再生医療の開発と実用化を目指します。中枢神経系(脳・脊髄)の難治性疾患に加えて、骨や軟骨などの硬組織再生や人工血管などの組織修復にも応用可能であり、生体が本来持つ潜在的な自己修復能力を活性化する、新たな治療法を提供します。

JST Dグローバル2年目を迎え、2026年起業に向けて活動しています。
https://www.jst.go.jp/program/startupkikin/deeptech/project2023.html

会社名
株式会社ケイエスピー(JST・D-Global:ペプチド分子集合体PJ)
代表者名
栗田 秀臣(事業化推進機関・代表者)
設立年
2026年
所在地
神奈川県
社員数
10人以下
特徴
創業フェーズ(シード・アーリー) 自社プロダクト/サービスがある 競争優位性のあるコアテクノロジーがある 英語力を活かせる環境がある

[JST・D-Global:ペプチド分子集合体PJ] 事業化推進機関

栗田 秀臣(事業化推進機関・代表者)

かながわサイエンスパーク(KSP)は創業間もないスタートアップ企業の他、大企業や外資系企業の研究開発部門も数多く入居している複合型研究施設。同施設の中核的運営主体は株式会社ケイエスピーであり、創業支援、研究開発型ベンチャー企業の成長支援等のインキュベーション事業及び起業家育成などを事業として行なっています。
また、大学発スタートアップのCEO、COOを担える人材の発掘と育成を目的として「KSP DEEPTECH STUDIO」https://kspdeep.tech/ をスタートしました。このプログラムでは、副業経営人材と研究者がチームを組んで約3ヶ月間の期間で大学の研究成果を活用した事業構想を検討します。

メンバー

味岡 逸樹

東京工業大学で博士号(工学)を取得後、慶應義塾大学医学部および米国セントジュード小児研究病院で神経発生とがんをテーマに研究に従事。専門は神経発生生物学であり、ニューロンの分化や再生メカニズムに関する知見をもとに、脳損傷後の再生医療の実現を目指してきた。現在は東京科学大学・教授として、新しい創薬モダリティ「分子集合体医薬」の創出に取り組んでいる。

2014年にJSTさきがけ「分子技術と新機能創出」研究者に採択され、同じくJSTさきがけ研究者の村岡貴博教授と分子集合体医薬に関する共同研究を開始し、自己集合性ペプチドによる神経再生誘導技術を構築。動物モデルでの機能回復効果を実証し、国内外で複数の特許を取得。2021年からKISTECのプロジェクトリーダーとして、かながわサイエンスパーク(KSP)を拠点に4年間、実用化を見据えた事業化活動を推進した。また、株式会社ケイエスピーが運営するビジネスイノベーションスクールにも参加し、29期生として卒業。神経科学と材料化学の融合研究のパイオニアとして、スタートアップ創業に向けた強力な基盤を築いている。

村岡 貴博

東京大学で博士号(工学)を取得後、米国ノースウェスタン大学にて自己集合性ペプチドの光応答設計に従事。専門は超分子化学であり、分子レベルで自己集合・応答・機能制御を行うバイオマテリアル設計に強みを持つ。現在は東京農工大学・教授として、生体応答性ペプチド材料を活用した再生医療・組織工学への応用を進めている。2013年にJSTさきがけ「分子技術と新機能創出」研究者に採択され、生理的条件下でゲル化し、タンパク質を安定的に徐放できる高機能ペプチド材料を開発。神経組織再生を促す人工ECMとして、in vivo再生誘導効果を実証したほか、生体外での立体培養への応用も展開している。JSTさきがけを契機に、神経発生生物学を専門とする味岡逸樹教授との共同研究を開始。両者の専門性を融合させ、次世代の再生医療を担う分子集合体医薬の社会実装に向けて連携を深めている。

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