仕事内容
①受託した研究テーマの管理・実行
受託研究事業において受託した研究テーマの管理と実行。例としては微生物による廃棄物の有用物質化を目指した遺伝子改変やリアクターの設計。
②自社開発の微生物による廃棄物分解装置の開発
自社開発した有用な微生物を現場で活用するための装置の開発。現在は油分解微生物をシーズにマーケットを広げるべく、油分解装置を開発中。
必要な経験・スキル
・必須スキル
・当社(名古屋市守山区)に出社できる方(リモート不可)
・歓迎スキル
化学工学に関する技術(特に生物化学工学だとより良い)
【求める人物像】
・当事者意識や主体性を持って業務に取り組める方
・成果を出すためにフットワークが軽く行動を重ね、やり抜くことのできる方
・自己成長のための内省・努力を継続できる方
・当社のミッション、ビジョン、バリューに共感してコミットできる方
・会社の状況変化を前向きにとらえ、柔軟に対応できる方
・ベンチャーにおけるスピードの重要性をご理解頂ける方
募集概要
(フルタイムの場合)
株式会社フレンドマイクローブについて
Vision
微生物で人と環境の調和をもたらし、安全・安心で夢のある未来社会を拓く企業へ
微生物とその酵素には無限の可能性があります。微生物は人の体内から深海まで地球上のあらゆる環境に適合できるため多様性に富んでいます。そのため微生物は人工物を含む多様な化合物を分解・合成できる可能性を秘めているのです。
微生物を用いた技術を実用化し、社会実装していくことで持続的社会の実現に貢献します。
事業内容
当社のコア技術は、微生物(酵素)と、その微生物を工場規模で効率的に生産・増殖し、活性化、機能させるためのバイオリアクター※技術です。
昨今、医薬品・食品分野における微生物利用企業は多いですが、当社はクリーンバイオテクノロジー(環境)の分野で微生物やそれらが生み出す酵素を利用するニッチな企業です。
微生物は多様な化合物を分解、合成できる可能性を秘めており、我々は優れた微生物や酵素を開発し、それをスケールアップし、工業規模で機能させることを目的としています。
それらの研究開発の成果をスムーズに社会実装するための手段として創業者・現会長でもある堀克敏により、”(株)フレンドマイクローブ”が2017年設立されました。温室効果ガス削減や生物資源の保全などにもフレンドマイクローブの技術は広がっています。
※バイオリアクター:微生物により特定の生物反応を効率的に行わせるための装置
・油関連環境事業
全世界で食用油・工業油などの油の使用料は増加しています。
当社の提案する技術は、微生物による生物処理方法です。分離が難しい油に対して微生物を作用させることにより、油を分解して消滅させることで油由来の産業廃棄物の発生を無くし、低コスト化を図ることが可能となります。
現在は、食品工場や油脂工場の排水処理の前処理である加圧浮上分離装置を代替可能な、圧倒的な油脂分解能力を誇る微生物製剤をシーズとした新しい排水処理方法を提供しています。
・受託研究事業
当社では、民間企業等からの委託を受けて、名古屋大学との三者共同研究により、効率的に研究を進める受託研究事業を行っています。
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代表取締役社長
蟹江純一
2013年に名古屋大学にて堀研究室に入り、微生物に関する研究を6年間行う。その後、株式会社フレンドマイクローブに入社し主任研究員として研究開発に勤しみながら、前任の西田克彦代表から経営を学び、2021年6月から代表取締役社長に。
メンバー
堀 克敏
東京工業大学院総合理工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)、住友化学工業(株)など民間企業研究員、東工大助手、名工大准教授を経て、2011年より名古屋大学大学院工学研究科教授。2017年名古屋大学発ベンチャー「株式会社フレンドマイクローブ」を設立。同社取締役・会長を兼任。
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