仕事内容
大気中CO2回収技術(DAC:Direct Air Capture)は気候変動対策、CO2排出量ネットゼロ達成の切り札として世界的に注目され研究開発が進んでいますが、日本では本格的な事業は生まれてきませんでした。
そんな中、私たちは東京大学の知見を活かして革新的なCO2吸着剤を開発し、DACの社会実装を進めています。ただ、DACは吸着剤だけでは実施できず、吸着剤に最適化されたDAC用のCO2回収装置の開発も不可欠です。
このたび、この装置の設計・開発を推進いただけるハードウェアエンジニアの方を募集します。
【具体的な業務内容】
DAC 装置システムの設計開発を、ハードウェアエンジニアの立場で遂行する。
・コンセプトを設計へ落とし込む
・装置システム及びそれを構成する要素の定量的な設計解析を行う
・パートナー・ベンダーの調査、その後の共同開発におけるマネジメントを行う
・装置の要素試験・組立試験の計画立案・実施・データ評価を行う。問題の発見・特定と、設計へのフィードバックを行う
・その他、エンジニアリング活動が必要な場面・要素で臨機応変に自ら手と足を動かして対応する
奮ってのお申し込みをお待ちしております!
必要な経験・スキル
【必須(MUST)】
・5年以上の流体機械の設計開発経験
・委託先・取引先 (パートナー・ベンダー) と調整しながら試作・試験を実施できる能力と経験
・理工系の高専、大学学士以上の学位 (修士・博士歓迎)
・大小問わず設計開発チームを (役職を問わず) リードした経験
・自ら問題を発見し解決していくスタイルの業務の経験
【歓迎(WANT)】
・流体機械工学のほかに熱工学、材料力学、電気電子工学、制御工学、知識あるいは実践経験 (すべてお持ちである必要はない)
・無機化学材料と組み合わせて機能性能を発揮する製品の設計開発経験 (例:触媒とその担体を用いた製品)
・CAD, CFD, 動特性シミュレーションの能力・経験
・コンセプト立案から製品化までのライフサイクルすべての経験 (複数のプロジェクトでの合算経験でも良い)
・英語力:技術ディスカッションが可能な英語力を歓迎
・ハードウェア技術を戦力とするスタートアップでの実務経験
【求める人物像】
・製造工程や現場に近く、現場志向な方。モノづくりが好きな方
・同時に、理論を根拠とした定量的な設計検証活動を実践できる方
・気候変動への問題意識と貢献意欲
・未経験の分野でも自ら興味を持って学習して取り組む姿勢をもつ方
募集概要
(フルタイムの場合)
Planet Savers株式会社について
Vision
▼VISION
2050年に年間1ギガトン(10億トン)のCO₂を回収し、気候変動解決のフロンティアランナーとなる
▼MISSION
気候変動を食い止め、次世代に美しい地球を残す
▼VALUE
1. Save the Planet First
2. Be the Leader
3. Respect, Gratitude and Integrity
4. Move fast, Fail fast, Achieve fast
5. Keep Innovating
事業内容
大気中CO2の直接除去技術(DAC:Direct Air Capture )を実用化可能なレベルのコストで実現すべく、革新的なCO2吸着材開発と、我々の吸着材に最適化されたCO2回収装置の開発を行う日本初のスタートアップ。
DACを社会実装し、2050年CO2排出量ネットゼロ実現による気候変動の緩和に貢献する。
2050年、1ギガトンのCO2を我々の装置で回収し、100年後も美しい地球を守ります。
CEO
池上京
2013年、新卒で独立行政法人国際協力機構(JICA)に入構し中東のインフラ開発、政策支援に従事。
2019年ケンブリッジ大学でのMBA(経営学修士号)取得を経て、ソフトバンク・ロボティクスに入社しAIロボットの海外展開に取り組む。
2021年に株式会社MIRAIingを設立し、リーダー教育を2,000名以上の学生に提供。
2023年から現職。京都大学法学部卒、公共政策修士。
メンバー
伊與木 健太
東京大学大学院化学システム工学専攻講師。
ゼオライト吸着材開発、システム設計研究に従事。
日本学術振興会海外特別研究員としてMIT派遣に選抜。
2021年、JSTさきがけ研究員に採択。
経済産業省カーボンニュートラル若手有識者研究会委員。
東京大学大学院工学系研究科にて博士(工学)を取得。
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