仕事内容
<事業概要>
◇2023年3月設立:東工大発の微気象予測技術で世界最先端を走るベンチャー
当社は、2023年3月に設立された東工大(現 東京科学大学)発のベンチャー企業であり、微気象予測技術において世界の最先端を走っています。微気象とは、建物や人間活動の影響を強く受ける地表から高度100m程度までの低高度の気象現象を指し、通常の気象予測では得られない詳細な情報を提供します。わたしたちは、都市街区の微気象解析において多数の学術研究論文を発表し、物理シミュレーションと深層学習の融合技術を開発することで、微気象のリアルタイム予測の実現に向けて日々挑戦を続けています。
◇Vision:微気象インフラの社会実装で未来社会を自然と調和させる
わたしたちのビジョンは、微気象インフラを世界に先駆けて社会実装し、世界中のさまざまな自律機器やサービスが簡単に活用できるプラットフォームを構築することです。環境と調和した持続可能な社会を実現することを目指しています。具体的には、ドローン物流、スマートプラント、ビルエネルギーマネジメントなど、未来社会に必要不可欠なサービスにおいて、微気象予測情報を提供し、安全で効率的な都市づくりを支援します。
◇微気象予測技術で世界をリード:リチャードソンの夢を超えて
1922年にリチャードソン博士が提唱した数値気象予測の夢は、現在、都市単位で実現されていますが、わたしたちはさらにその先を目指しています。現代の気象予測が市単位の情報に留まる中、わたしたちは街区単位での微気象予測を可能にする技術を開発し、リチャードソンの夢を超えた未来社会の構築に貢献しています。微気象を再現・解明・予測し、それを制御することで、環境と社会が調和する持続可能な未来をともにつくり上げる新たな仲間を募集しています。
【当社で働く魅力】
■最先端技術に触れる機会
微気象予測という世界でも先駆的な技術分野で活躍できる環境が整っています。物理シミュレーションと深層学習の融合によるリアルタイム予測技術を開発し、未来の都市環境や自律機器に革命を起こす挑戦に参加できます。
■未来社会の実現に貢献
わたしたちが提供する微気象プラットフォームは、都市やプラントの安全性向上や環境負荷の削減に直接貢献する可能性を持っています。あなたの仕事が、次世代のスマートシティやドローン物流、環境に優しい都市設計といった未来の社会サービスを実現する鍵となります。
■アーリーステージからの成長体験
創業間もないスタートアップの初期メンバーとして、事業・プロダクト・組織文化の構築に深く関与できます。自らの手で会社の成長を推進し、成功体験を積み重ねることができる貴重な機会です。
必要な経験・スキル
・必須スキル
「微気象予測に興味」があり、①に該当し、
①気象、大気海洋科学、流体力学、または環境科学における豊富な知識を有し、当該業務をリードできる方
かつ、以下(②、③)のいずれか一方を満たす方
②ソフトウェア・エンジニアとしての実務経験2年以上
③数値モデル、または、深層学習モデルの設計,実装,または運用経験(特に、気候・気象数値計算、数値流体計算(CFD)、データ同化、の経験者優遇)
・歓迎スキル
● 理学系・工学系の修士取得レベル以上。博士取得レベル以上
● ビジネスレベル以上の英語力
● AWS を用いた開発経験 (CDK, S3, dynamo DB, EC2, ECS, Lambda, Cognito など)
● 顧客との対話を通して、要求や課題の把握、提案・試作、顧客フィードバックを得る、アクションを打つ、のPDCAサイクルをクイックに回した経験
● SaaS型サービスの開発、運用経験
・求める人物像
● 新しい技術や事業に対する好奇心、自ら成長するモチベーションの高さ
● オープンでフラットなコミュニケーションができる方
● 自らの役割・仕事の範囲を限定せず、必要なことであれば主体的に取り組む姿勢
募集概要
(フルタイムの場合)
ディーウェザー株式会社について
Vision
≪Our Vision≫
微気象インフラを世界に先駆けて社会実装し、世界中の様々な自律機器やサービスから簡単に使えるようにする。
未来を自然と調和した社会へシフトさせる。
● 最適な社会とは、人間にとってのみ安全で快適な社会ではなく、自然(環境と生態系)と調和した持続可能な社会であると考えます。温暖化、環境破壊、ヒートアイランド、高齢化に伴う生産性減少や防災力低下が克服され、自然と調和した持続的かつ快適な社会へシフトさせます。
● 人々を取り囲む無数の自律システムが、サイバー空間内に再現された過去・現在・未来の気象と社会ネットワークの統合情報(微気象インフラ)に常時アクセスし、自然との調和を保ちながら、様々な社会課題を解決するための社会サービスを実現します。
事業内容
微気象予測の実現
私たちは、微気象の物理シミュレーション研究において、多数の学術研究論文を発表し、特に都市街区の微気象解析において世界をリードしてきました。近年は、物理シミュレーションと深層学習の融合技術を開発し、微気象のリアルタイム予測の実現に向けた挑戦を続けています。その研究活動の中で、微気象のリアルタイム予測実現を大きく前進させる画期的な深層学習技術を開発し、東工大を通じて2022年9月末に特許申請しました。
【微気象とは】
建物や人間活動などの影響を強く受ける地表から高度100m程度までの気象のことを言います。我々は気象よりも、むしろ微気象の中で、気象予報を、自分自身で微気象情報に翻訳しながら生活しています。
代表取締役 統括

大西 領
・環境流体工学を武器に「微気象予測の夢」に挑む
・国立環境研究所、海洋研究開発機構、Imperial College Londonを経て東工大教授
メンバー

安田 勇輝
・東京大学大学院にて気象学を研究し博士号 (理学) を取得
・東工大・大西研にて微気象への深層学習の応用を研究

小西 亮平
・IBMでシステム開発、コンサルティング、米系事業会社でプロジェクト管理、新規事業開発に従事
・研究開発型スタートアップで事業開発/営業マネージャー
・McGill大学経営学修士
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