仕事内容
私たちは日本初の「電力を生む発電家」と「電力を買う需要家」が直接売買できる電力プラットフォーム・デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)を運営しています。
DGPは2008年に東京大学・阿部力也特任教授の研究室で生まれた「電力に色を付けて自由にやりとりすることができる技術」を応用し、インターネットで電力の売り買いが自由にできる仕組みを作っています。研究室出身の代表取締役・豊田が再生可能エネルギーのもつポテンシャルに着目し、化石燃料に依存しない分散型エネルギー社会に留まらず再生エネルギーが主役となる社会を実現し、将来の子供たちが安心できる持続可能な社会をつくることができると考えています。
現在、累計調達額は42億円に上り、大手グローバル企業含め、50社を超える出資企業(2020年7月時点)のご賛同いただき、2020年2月に日本初の民間運営による自由な電力取引プラットフォームとして正式にローンチしました。現在も電力の新たな調達方法の提案や、再生可能エネルギー電源の有効利用に取り組んでいます。
■系統用蓄電池とは?
再生可能エネルギーは供給が不安定であり、電気は貯めることができないという性質のため、主電源としての活用は難しいと言われてきました。
太陽光発電の場合、晴れている昼は発電量が多い一方で、夜や曇りの日は少なくなってしまうなど供給が安定しないため、発電した余剰分はそのまま失われ、不足時には新しく発電するほかありません。系統用蓄電池を活用することができれば、余剰分の電気を供給の少ないタイミングで売るなど、発電した電気を無駄にすることなく運用することができます。また、系統用蓄電池を普及させることで再生可能エネルギーを安定供給化し、主電源としての役割も果たせるようになります。
私たちは電力を選ぶ機会をつくることでエネルギーの選択性が高まり、社会問題に対して屈しない社会の実現し暮らしのレジリエンスが高まると考えています。
現在、弊社では電力プラットフォームを運営するノウハウを活かし、系統用蓄電池で貯蓄した電気の運用アドバイスの提供をスタートしています。
新規事業のため業務内容は多岐にわたりますが、特にお任せしたいのは以下の通りです。
事業部の一人目の営業担当として、以下をベースに実行していただきます。
【ご案内できる業務内容】
・一連の営業活動:商談機会の獲得 > (必要に応じて)プロジェクト推進支援 > 受注
・顧客の課題・ニーズのヒアリング
・提案書、見積書作成
・担当者とのリレーション構築
・蓄電池投資検討のプロセスの推進
・蓄電池投資に関連する市場や支援政策、補助金動向の把握及び動向の分析
必要な経験・スキル
【必須スキル】
・法人営業または営業企画・事業企画の経験3年以上(業界は不問です)
・未整備な状態から立ち上げる経験を求めている方
・基本的なPCスキル(Excel, PowerPoint)
【歓迎スキル】
・英語能力(ビジネスレベル)があれば尚可
・CFモデルやファイナンスモデル等専門的なエクセルモデルを作った経験
【求める人物像】
・未知の領域に自ら飛び込みチャレンジできる方
・高いコミュニケーション能力を持ち、チームや組織が発揮する価値を最大化できる方
・急激な事業、組織の成長に伴うさまざまな「変化」を楽しめる方
・アンラーンできる方
・自責思考で物事を捉え、解決に向けてアクションできる方
募集概要
(フルタイムの場合)
デジタルグリッド株式会社について
Vision
VISION
エネルギー制約から解放された世界を創る
MISSION
エネルギーの民主化を実現する
VALUE
多様性を活かし、組織の成長に寄与する
自ら問いを立て、困難に挑む
時代に先駆け、社会への持続可能な価値を創造する
事業内容
デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)は東京大学発の電力P2Pプラットフォームです。
「電気を創る再エネ発電家」と「電気を買う需要家」が直接売買できるシステムを備えており、電力取引に加えて環境価値取引も行うことができます。
AI予測技術を駆使し需給管理を自動化することで、発電家や需要家は需給バランスを気にせずに、電力を自由に売買できるようになりました。
【DGPの特徴】
DGPは、再エネ電源に加え多種多様な電源と電力需要をピアツーピア(P2P)で結び付ける、「電気の取引所」となります。
DGPの主な特徴は次の3点です。
①電力取引の専門資格やシステム投資なしで取引できる ⇒電力取引プレーヤーを増やせる
②電源識別を行う(例えば、再エネだけを選んで購入できる) ⇒再エネ活用を円滑化する
③需給調整等の煩雑な業務をAIなどで自動化 ⇒発電家は電気の効率的な売却、需要家は電力コスト削減が見込める
環境にやさしい再生可能エネルギー(再エネ)は、世界中の消費エネルギーを余裕で賄うことのできるポテンシャルを秘めています。しかし日本は他国と比べても再エネが普及しづらい体制になっていて、化石燃料などの限りある資源に依存しているのが現状です。
この課題を解決するため、デジタルグリッド株式会社は 「電力を生む発電家」と「電力を買う需要家」が直接売買できるシステムを備えたプラットフォームを提供しています。電力取引に加えて環境価値取引も行うことができます。
電力売買に参入しやすいプラットフォームを整えることで、再エネという選択肢を誰でも自由に選べる未来を目指します。
代表取締役社長 - Chief Executive Officer
メンバー
松井 英章
1996年早稲田大学大学院修了(物理学)。
NTT、野村総研、トーマツ環境品質研究所を経て、2007年日本総合研究所入社。
多数の再エネ・スマートシティ関連の業務に関わり、2015年よりデジタルグリッド技術関連のプロジェクトにも参画。
2018年デジタルグリッド入社。
近清 拓馬
東京大学大学院工学系研究科修了(技術経営戦略学専攻)後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。
戦略立案、経営改革、オペレーション改善プロジェクトなどに従事。2017年国内重工系メーカーへ出向し電力ビジネスに携わる。2019年にデジタルグリッド社参画。
なお大学時代にサウジアラビアにて太陽光発電の経済性評価を研究。
嶋田 剛久
1993年明治大学法学部卒後、日本長期信用銀行入行。
その後、東京三菱証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)を経て、2004年ゴールドマンサックス証券に入社しマネージングディレクターとして金融商品開発部長、法人営業部長を歴任。
その後UBS証券 (投資銀行本部 マネージングディレクター)を経て、2020年4月 デジタルグリッド入社。
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