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ママテラス活用企業の声
Why not?!『時短勤務』というブルーオーシャンでの採用が合理的
株式会社RevComm
代表取締役:會田 武史氏
従業員数:46人
事業内容:AI × Voice × Cloudのソフトウェア、データベースの開発
採用ポジション:人事・総務、営業事務
- 採用前課題
- ・事業のグロースに伴い、営業事務業務が必要になる。
・各種調整に時間が取られ、経営に注力・集中できない。
- 採用後効果
- ・時短勤務、リモートOKとしてブルーオーシャン市場で採用を進め、優秀人材を確保。
・「ママ社員がいる」ことで、女性の採用が進めやすい。
・「工夫しよう」というマインドセットがあるママ目線を組織に取り込むことで、より効率的で合理的な組織となる。
『時短勤務』というブルーオーシャン市場での採用が合理的
‐時短勤務スタッフを採用したきっかけを教えて下さい。
起業から1年半程経ち、事業の売上が立ってグロースしていたタイミングで、セールスのバックオフィス業務が必要になってきました。また、僕自身が経営に注力・集中するために各種調整をしてくれるアシスタントも必要になってきました。
バックオフィスやアシスタント人材の採用にあたって要件を検討し、「時短勤務でもフルリモートでも構わない」と考えました。フルタイム正社員である合理的な理由がなかったので、「すごく優秀だが、時短勤務を希望している為、採用が限られる」といった方がいる、このブルーオーシャンマーケットで採用した方が合理的だと考え、採用に至りました。
‐弊社としても募集ポジションによってはレッドオーシャンである20‐30代男性を狙うより、よりスキルフルな時短勤務者を検討した方がよいと考えていますが、時短勤務者の採用に消極的な企業もまだ多いのが現状です。
「時短勤務は採用出来ない」、「リモートは難しい」というのは、過去の慣習等に囚われて感覚で言っているように感じます。
僕は起業時に「フルリモートOK」としたのですが、多くの先輩経営者からは「フルリモートなんてだめ、エンジニアも全員9時に出社させ、18時まで働かせるべき」と言われました。フルリモートがNGの理由を聞くと、「最初は部活的な一体感が重要だから」などの非合理的な理由でした。
『ママテラス』のいいところは幅広い採用形態に対応していて、契約社員や業務委託等の場合には最初から年収分のフィーを払う必要がないところです。いいサービスでも年契約でまとまった金額を払わなければいけないとなったら逡巡しますが、ママテラスの場合は3カ月契約でも始められるところが良かったです。先払いのリスクが小さいので、迷わずにすぐ始めることができました。
ですので、「Why not」なんです。やってみて良かったら続ける。だめだったら「ワークしないのは、何でだ?」と振り返ればいいと思っています。
優秀かつ自発的な人材が採用できる
‐2名の時短勤務スタッフを採用されましたが、どんなメリットを感じていますか?
まず、圧倒的に優秀な人材が採用できます。
その「優秀さ」の背景には、子供を持つ方ならではの「未来の日本をいかにつくるか」、「いかに自らが社会に貢献するのか」といった使命感のような意識が強くあるように感じます。やる気があるので、どんどん仕事を任せることが出来ます。先日は僕のアシスタントをしてくれている方が担当業務外にも関わらず営業をしてくれて驚きました。「不動産会社の社長に『MiiTel』のことを話したら、是非導入したいと言うので、営業つないでいいですか」って。
そして、ママの悩みがよく分かっているので、他の女性正社員の子育て等の相談に乗ってくれて、社内の雰囲気が良くなるといったこともありました。
弊社には5名程ママ社員がいますが、「実際にママが活躍しています」と伝えることで入社しやすくなっていることもあると思います。
また、細かい話ですが、懇親会の企画等の総務的なことも主婦目線で進めてくれるので、とても助かっています。
リスペクトし、仕事が進めやすい環境を整える
‐時短勤務スタッフの活用にあたり、心がけていることや工夫されていることはありますか?
「とにかくリスペクトする」ことです。
送り迎え等で絶対に帰らなくてはならない時間があるので、それに合わせて「誰が何をいつまでにやるのか」といったことを設計し、業務をアサインしなければならない。
また、「自宅での隙間時間にちょっと業務を進めたい」といった要望を適えられるようリモートワークできるような業務や体制を整えることはとても重要だと考えています。
当初は月に1回程度私と1on1ミーティングをし、業務のフィードバック等も含めて直接話す機会を設けていましたが、今後の課題として業務委託や時短勤務者を評価する制度を用意したいと考えています。
ポストコロナでは、優秀で自発的な人材採用が重要
‐時短勤務スタッフの採用を検討している経営者にメッセージをお願いします。
新型コロナウィルス感染拡大の中でリモートワークが急速に浸透し、働き方改革が進む中で、「就業時間って何?」という話になってきていると思います。そのような状況では、より優秀な人材、やる気のある方に参画してもらうことが重要です。
元々仕事で活躍していたものの出産を機に退社し、働く意欲はあるものの時短勤務可能な案件がないという方は多くいらっしゃいます。そういう方々を活用しない手はありません。
そして、そういった人材が組織に入ると、あらゆる副次的効果があります。
家事・育児と仕事の両立は、生産性を上げないとできません。「とにかく工夫しよう」というマインドセットがあるので、業務上でも「もっとこうしたらいいのでは?」といった提案をしてくれます。
主婦目線を組織に取り込むことで、より効率的で合理的な組織づくりが実現すると考えています。