CUSTOMER REVIEWS

ママテラス活用企業の声

求める成果が合意出来ていれば、働き方は手段に過ぎない

株式会社ニューロスペース

取締役COO:北畠勝太氏

従業員数:21人

事業内容:睡眠不足が常態化する現代社会の課題解決に取り組む、Sleep Tech(スリープテック)事業を展開

採用ポジション:管理・営業サポート、カスタマーサクセス、採用・広報

採用前課題
・管理体制及び内部統制の強化
採用後効果
・限られた費用でも経験豊富で優秀な人材が獲得できる
・業務遂行に対する意欲・意識の高さが周りのスタッフに好影響
・多様性ある組織となり、組織内に様々な観点を持てる

「優秀×マルチタスク×1名未満=時短社員」が最適

―時短勤務スタッフを採用したきっかけを教えて下さい。

20名程の組織になったものの管理部門の専任が1名で、全てをその1名が行っているという状況でした。今後の管理体制や内部統制の強化を検討する中でメンバー強化が必要になったのがきっかけです。

管理部門に追加で「1名」必要かというと、まだ小さい組織でフルタイム2名体制にするほどではありません。しかし、1人で担当するのと、それをチームとして議論しながら進めるのとでは仕事の質も大きく変わってくるので、フルタイムではないけれど、議論が出来る優秀な方が必要だと考えました。

また、小さい組織では「経理だけしかできない」、「労務しかわからない」ということでは会社が回りませんので、ある程度幅広い業務に対応できるプロフェッショナル人材を求めているといった欲張りなニーズがありました。

つまり、経験値がある程度高くて幅広いタスクに対応でき、時短勤務を希望する人材が良さそうだということになり、ママテラスで探すことにしました。その後、弊社の希望にマッチする登録者の方にお会いしたら丁度フィットし、採用したという経緯です。

各自の状況を理解したコミュニケーションが大事

―時短勤務スタッフが活躍するために、会社として工夫していること等はありますか?

前提として各スタッフの状況を理解することが大事だと思っています。
例えば、独身のフルタイム勤務のスタッフと、育児等がある時短勤務スタッフでは、取り囲む環境が違うため、使える時間や勤務時間外の状況が明らかに異なります。

Slack等での社内コミュニケーションの際、本当は翌朝に投稿した方がいいのですが、私は思いついた時に投稿しないと忘れてしまうのでついつい業務時間外に投稿してしまうことがあります。そういう時に「確認は明朝でよいのですが、忘れないうちに送っておきます」といった一言を添えることは気を付けています。

そういう一言がないと、帰宅後の時短勤務スタッフが「今日中に対応しないと、次工程を待たせる」と考えて夜間にPCを開くことになり、負担増に繋がります。細かいことですが、各自の状況への理解とリスペクトをした上でのコミュニケーションは大事だと思っています。

―スタートアップでは裁量が大きくや非定型業務が多いといった業務の特徴がありますが、そういった業務に早く慣れてもらうために工夫していることはありますか?

会社が何かを工夫するというよりは、スタッフのニーズに会社として応える必要があると感じています。
時短勤務スタッフは業務遂行に対する意欲や意識がとても高く、限られた時間の中で遂行しなければならないからこそ、自ら業務を設計し、必要な情報は自ら取りに行く姿勢は周りのスタッフにも好影響を与えています。

多様性ある組織はユーザー理解にも有効

私たちが必要とする優秀な人材がたまたま時短希望だったということが重なり、そして時短だからNGということしなかったからこそ、このような多様な人材から成る組織になりました。

現在社員21名中7名程がワーキングマザーで、内4名は時短勤務です。こういう状況だと仮に「状況を理解してくれないスタッフ」がいたとしても、「理解してくれる近い状況のスタッフ」もいるので相談等もしやすいと思います。

―多くの時短勤務スタッフを抱えていることで、具体的なメリット等あれば教えて頂けますか?

当社は『睡眠』という分野ですので、男女問わずユーザーたり得るサービスを提供しています。サービス提供にあたってエンドユーザーに対する想像力が必要ですが、ワーキングマザーでもある彼女たちがいなければその観点は抜けてしまうかもしれません。そういった意味でも、ワーキングマザーを含む多様なスタッフが持つ多様な観点を持てることは大きなメリットだと考えています。

また、時短勤務スタッフが活躍している業務は管理・営業サポート業務で2名、カスタマーサクセスで1名、採用・広報で1名ですが、いずれも相手のニーズを理解した上で業務設計し、誠実にコミュニケーションする必要がある業務です。ユーザーに寄り添う姿勢にきめ細やかさがありつつも、スキルや経験に裏打ちされた合理性も併せ持っている点が時短勤務スタッフに共通しているのではないかと感じています。少なくとも私には出せないアウトプットが出てきます。

求める成果が合意出来ていれば、働き方は手段に過ぎない

―時短勤務スタッフの採用を検討している経営者にメッセージをお願いします。

経験豊富で優秀な人材が欲しい一方で、そんなに新規採用に費用を掛けられないという状況では、時短勤務スタッフという選択肢は大いにあると思います。

経験豊富で優秀な方も、ワークライフバランスを取りつつ、キャリアには妥協したくない方が一定数いると思います。
他方、「仕事はプライベートを犠牲にしてやるもの」みたいな企業がまだあるのは事実で、時短勤務スタッフを受け入れる企業は限られています。
時短勤務スタッフを受け入れられる環境と覚悟があれば、狙い目な採用マーケットだと感じます。

―関心がある経営者も、第一号時短勤務スタッフ採用時に特に悩んでいると感じます。時短勤務スタッフを初めて採用する際、どのあたりを注意すべきですか?

「会社は何を目指していて、あなたに何を期待して採用します」というところをお互いにきちんと明確にしていることが大事だと思います。フルタイムでももちろん重要なことですが、時短勤務スタッフでは特に大事だと感じます。

その方に求めているバリューや成果について合意出来ていれば、働き方は手段に過ぎないので折衷案は見つけやすくなります。しかし、期待している成果等が明確になっていないと「何で早く帰るの?」というように働き方が気になってしまいます。約束した成果が明確でそれが実現されていれば、お互いに持ちつ持たれつのバランスが良い関係性が築けると思います。

close

ママテラスに募集案件を掲載する

アマテラス未登録企業様
はこちら

※ここから先は、アマテラスのサイトに移ります