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ママテラスが紹介するスタートアップ企業の特徴

転職サイトで求人案件を検討する際に、「名の知れた企業の方が安心」、「時短で働くなら制度が充実している大企業で」と思う方がいらっしゃるかもしれません。
でも実は、まだ名前も知られていないようなスタートアップ・ベンチャー企業も、時短勤務等の柔軟な働き方を求める方にとって、その希望を叶える有力な転職先になり得ます。

今回は、「厳選したスタートアップ」の紹介を強みとするママテラスに掲載しているスタートアップ・ベンチャー企業の特徴や、時短勤務等を実現しやすい理由、そしてスタートアップ・ベンチャーに求められるスキルや経験についてお伝えしたいと思います。

そもそも、スタートアップとは?

「スタートアップって何?ベンチャーとの違いは?」という質問をよく頂きます。一律の定義はないのですが、弊社ではスタートアップを以下のような組織と捉えています。

・人々の生活や社会を良くするために、革新的な事業に挑戦している
・短期間で急激に成長して、将来的に大きな利益を生み出すことを期待されている。多くの場合ベンチャーキャピタル(VC)や個人の投資家等から投資を受け、新規上場や事業売却を目指している

ベンチャー企業と比べて、事業の革新性や成長スピードに目を見張るものがあるのがスタートアップです。
皆さんよくご存じのAmazonやFacebookの創業間もない頃を思い浮かべて頂くと分かりやすいかと思います。今は私たちの生活に不可欠なサービスとなりましたが、当初は「そんな便利なことを実現してくれるの?」と、その着眼点や革新性に驚いた方も多かったはずです。

ママテラスは「厳選したスタートアップ」のみをご紹介

次に、ママテラスがご紹介するスタートアップの特徴についてお話します。
 
最大の特徴は、厳選したスタートアップのみをご紹介している点です。
ママテラスでは募集案件を掲載するにあたり、スタートアップ経営者と必ず面談した上で、特に以下の3点を重視して総合的に判断しています。

①経営者に人間力、ビジョンがあるか
トップである経営者に志があるか、人として魅力があり信頼できる方なのか。創業時の想いや今後のビジョン、今抱えている課題等について、その人の言葉で真摯に話してくれているか。

②未解決の社会課題解決や、革新的な開発にチャレンジしているか
今までにないイノベーションを起こすような、高い技術力や開発力があるか。模倣困難なビジネスモデルを展開しているか。

③継続して利益を生む仕組みがあるか
今はまだ収益化できていなくても、ターゲットしている市場に規模や成長性があるか。ビジネスやサービスに継続して利益を出す仕組みがあるか。

弊社は企業理念として「日本からGoogle・Facebookを100社創出する」ことを掲げています。今は無名でも、経営者の志が高く世の中を良くして行ってくれる企業と、その経営者や事業に共感した優秀な人材を丁寧にお繋ぎすることで、日本からGAFA*のような企業を一つでも多く創出することに貢献できればと考えています。
*GAFA:Google・Amazon・Facebook・Appleの4つの主要IT企業の頭文字を取った総称

「応援したい」と思える企業のみをご紹介

また、2つ目の特徴として、経営陣の年齢層が比較的高め(30代後半~40代)であることが挙げられます。
「スタートアップは若い人材が多いのでは?」という質問をよくいただきますが、弊社の審査を通過する企業の創業者は過去に大きな実績を残している方が多く、結果的に年齢のボリュームゾーンは30代後半~40代です。メンバーは企業にもよりますが、老若男女、国籍やバックグラウンドも多様な人材で構成されています。

そして、3つ目の特徴が、シード・アーリー~シリーズA(ミドルフェーズ)と言われる創業から間もない企業のご紹介が多いことです。社員規模でいうと50名以下の企業が殆どですが、そのフェーズによる特徴は後で詳述します。

ママテラスが紹介するスタートアップ企業の特徴として上記3点を挙げましたが、逆に紹介しない企業というものもあります。
・社会貢献性や新規性がない会社
・大企業の下請け業務だけを行う会社
・経営者の志が感じられない会社
・社員を大事にしないと判断した会社

その結果、お問合せを頂いた企業の8~9割はお断りさせて頂いており、本当に応援したいと思える企業だけにご登録頂いています。

時間よりも成果を重視するスタートアップは、時短勤務が実現しやすい

では、なぜスタートアップ・ベンチャーでは時短勤務等の柔軟な働き方ができるのでしょうか。

スタートアップでは少ない人数で急速に成長するために、全般的にはハードワークになりがちです。一方で、それぞれが最大のパフォーマンスを発揮して成果を出すことに集中しているため、「時間で管理する」よりも「効率的に働く」ことへの意識が強く、必然的にフレックスや在宅勤務を積極的に取り入れる傾向があります。

実はママテラスのサービスは、「働き方は自由に決めてもらって良いので、成果を出せる人材に来てほしい」という複数のスタートアップ経営者から頂いた声から始まりました。
成果にしっかりとコミットして自律的に業務を遂行できるのであれば、個別の事情に沿った勤務形態や雇用形態を考慮できるため、スタートアップは子育てや介護、自分の時間等との両立を目指して柔軟な働き方を希望する方との親和性が高いのです。

スタートアップと大企業の働き方等の比較表

創業期では、スタートアップ経験者やマルチタスクが出来るプロ人材が求められる

それではどんな方がスタートアップで求められるのでしょうか。
ここではスタートアップをいくつかのフェーズに分けて、その特徴と、求められるスキルやマインドについてご紹介します。

創業期(シード・アーリーフェーズ)では、企業の知名度が極めて低いことや、「まだ企画段階の組織に転職するリスクは負えない」と考える人も多いため、採用が難しく、創業者の個人的な繋がりを頼ったリファラル採用が多いです。

フルタイムが必要なほどの業務量はまだなかったり、リスクヘッジの観点から副業や業務委託等、正社員以外での参画も多く見られます。

事業を創出することが第一なので、メンバーはエンジニアの割合が高く、事業化に直結しないポジションの採用は最低限に抑えます。また、どのポジションでも以下のようなプロフェッショナル人材が求められます。
・自律的にPDCAを回し、業務フローをゼロから構築できる方
・コアとなる専門性を持ちつつ、幅広い業務に対応できる方
(例:経理・財務、人事等のスキルがありながら、総務や法務等も担う、バックオフィス/コーポレート担当者)
シード・アーリーは少数精鋭集団なため、スタートアップ等で既に実績を挙げた経験がある人や、複数の職種を幅広くこなせる人が特に重宝されます。

このフェーズから参画する最大のメリットは、どのポジションでも、経営者の間近で事業や組織の立上げに関われるため、疑似的に経営を経験することができることにあります。

スタートアップの企業フェーズごとの特徴

ビジネスモデル確立期には各分野のプロ人材が求められる

ビジネスモデル確立フェーズ(シリーズA)は、製品やサービスが形になり、それを市場に出していく段階です。
そのため、戦略を立てたり、売り込む人材(事業企画、営業、マーケ)が増員されます。また、社内組織も徐々に組成され始めます。

時短勤務でも活躍しやすいポジションとしては、以下のようなものが挙げられます。
・採用を加速するための採用担当者(人材の母集団形成からスカウト、採用が出来る)
・社外の税理士等に依頼していていた業務を内製化できる経理担当者(決算実務も一通りできる)
・個人あるいはチームで卓越した成果を挙げた経験がある営業担当者
・一人目の専任者としての法務、マーケ、広報、営業事務人材
それぞれ精通している分野で力を発揮しつつ、組織全体に目を配りながら高速でPDCAを回して業務を推進する力が求められます。

このフェーズで参画するメリットは、ビジネスの拡大や仕組化・システム化に直に貢献できることにあります。

拡大フェーズでは、会社としての仕組み作りが求められる

拡大フェーズ(シリーズB・C)とは、事業の拡大期に入り、数年以内の上場が現実的に見えてくる段階です。

この段階になると主要な部署ではメンバーも複数人ずつとなり、組織が階層化してきます。また、新卒採用を行う企業も出てきます。
そのため、
・多様な立場の人を巻き込みながら業務を推進できる人
・制度や規則の制定等、内部統制を意識した組織への進化に貢献できる人
・業務フローの最適化、効率化の経験がある人
等が求められます。

経営体制が確立される過程(属人→組織としての運営)に携われることが、このフェーズで参画する大きなメリットと考えられます。

スタートアップでは、自らやるべきことを考えて推進することを楽しめる方が活躍

フェーズ毎の違いはありますが、以下のマインドやスキルをお持ちの方はいずれのフェーズでも共通してスタートアップで活躍しやすいと言えます。
-自分自身で意思決定し、業務を構築・推進した経験のある方
-多様な価値観を持つ人々の中でも、自分が価値を出すためにするべきことを出来る方
-前例がないことや変化を恐れず、むしろそのような環境も楽しめる方
-目先の収入よりも、柔軟な働き方やキャリア構築を重視する方

上記に当てはまるかも!と思える方には、スタートアップはぜひ検討して頂きたい選択肢です。

「スタートアップ×時短勤務」は自らの価値を高め、やりがいある仕事ができる

私の前職は東証一部上場企業でしたが、育休後は周囲の方が子育て中であることを配慮してくれたことがとても有難かった半面、サポート的な業務が増える、いわゆる「マミートラック」に陥っていました。「これが子供を長時間預けてまでやりたかった仕事なのか」「この働き方を続けていたら、自分の市場価値は下がる一方なのでは」という不安や悶々とした気持ちを抱えていたことが転職を考えるきっかけとなりました。

弊社に参画を決めたのは、日本からエクセレントカンパニーを創出するというビジョンに心から共感できたためでした。そして、現在は、経験のあった営業や人事以外にも、事業企画や法務等、多岐にわたる業務に携わることができています。前職では異動を申し出ないと出来ない、かつ時短勤務ではとても任せてもらえない内容だったと思います。

弊社もスタートアップなので、事業の急激な変化によってハードに働くこともありますが、業務フローを変更したり新たなメンバーに加わってもらったりしながら、事業が日々前進する実感を持ちながら働いています。私の場合は、スタートアップへの転職が正解だったと思っています。

今は無名でも、世の中を良くしていくことに貢献している実感を得ながら、裁量を持って、柔軟な働き方も実現できるスタートアップ。時短勤務での転職を目指す方に、是非検討して頂きたい選択肢です。

written by 澤田由紀子

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