- 転職コラム
- ダイレクトリクルーティングで時短転職を成功させる3つのコツ
COLUMN
コラム
ダイレクトリクルーティングで時短転職を成功させる3つのコツ
時短勤務での転職をサポートするママテラスは、2019年8月から「ダイレクトリクルーティングサイト」に進化しました。
ここ数年で転職市場に拡がった「ダイレクトリクルーティング」ですが、聞き馴染みがない方も多いと思います。
今回は「ダイレクトリクルーティングとは何か?」、「そのメリット・デメリット」、そして、それを活用して転職活動を成功させる3つのコツについてお伝えしたいと思います。
ダイレクトリクルーティングとは?
ダイレクトリクルーティングとは、転職希望者と企業が直接コミュニケーションし、採用を行う仕組みです。ママテラスの他、弊社で展開しているアマテラス、大手ではビズリーチやWantedly等がダイレクトリクルーティングを行っています。
ここ3年程で急速に拡がった仕組みですが、弊社ではそれ以前の2015年から「アマテラス」としてダイレクトリクルーティングに取り組んできました。
人材紹介サービスはガラパゴス的採用システム
日本の人材採用がこれまでどのような仕組みで行われてきたかというと、人材紹介サービスです。転職活動をしたことがある方には馴染みのある仕組みかと思いますが、弊社代表の藤岡は「日本独自のガラパゴス化した採用システムだ」と言っています。
日本では長く終身雇用制度が根付いてきました。世界的な企業競争の激化等を背景に終身雇用制度は崩壊し、人材の流動性は増しましたが、中途採用の仕組み自体は長らく旧来のままでした。
終身雇用が前提だった社会では、中途採用ポジションも、転職希望者も多くはありません。そこで転職希望者と採用企業の間にある情報非対称を利用し、マッチングしていたのが人材紹介サービスだったのです。
人材紹介サービスの一般的なビジネスモデルは、相談してきた転職希望者が人材紹介サービスを通じて採用決定すると、その年収の35~40%を企業から手数料として受け取るというものです。
このビジネスモデルだと、以下のような行動が生まれる可能性があります。
・年収がより高く払える企業に人材を紹介する
・より高い年収を受け取れる転職希望者を優先する
人材紹介会社へ行った際に自身の希望とは異なる大企業を紹介されたり、「時短勤務希望で」と伝えた途端に紹介会社の方がトーンダウンしたようなご経験はありませんか?
私はこのビジネスモデルを知った時、過去に人材紹介サービスで体験した様々な出来事について合点が行きました。
ダイレクトリクルーティングのメリット・デメリット
比較的新しい採用システムであるダイレクトリクルーティングについて、人材紹介と比較しながら、そのメリット・デメリットを整理してみます。
企業側の事情として、採用難が顕著となっている昨今、仲介者からの紹介を待つだけでなく、自ら自身の良さや状況を発信し、優秀な人材が採用していこうとする流れがあり、特にスタートアップ企業を中心にダイレクトリクルーティングの利用は広まっています。
転職希望者についても、大企業信仰が少しずつ和らぎ、自身の価値観にあった働き方・企業を選びたいという考えが増える中で、ダイレクトリクルーティングを使う方は増えていくと思われます。
転職成功者の9割は企業からのスカウト
ダイレクトリクルーティングについて「転職の方向性や行きたい企業イメージが明確な人はいいけど、全て自分で決めて、自分で動くのは大変だなぁ」と感じる方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、必ずしも自ら応募企業を決めたり、企業に応募したりする必要はありません。
ママテラスのダイレクトリクルーティングで転職先を探す方法としては、
・自ら探す
・企業からのスカウト
・アマテラス事務局からのリコメンド
といったものがありますが、実は弊社で転職を決めた方の9割は企業からのスカウトがきっかけです。
ですので、「自らの経験・希望と合致する多くの企業からのスカウトを受ける」ことが転職活動成功の早道となります。
企業からスカウトを受ける3つのコツ~その1 経歴情報を充実させる~
「凄いキャリアがないと、沢山スカウトなんて来ない」と思われたり、「スカウトがまだ来ていない…」という方もいらっしゃるかも知れません。
スカウトを受けるにはコツがあります。これからお伝えする3つのコツを是非実践してみて下さい。
1.職務経歴等の情報を充実させる
ママテラスのご登録情報について、特記事項に職務経歴のサマリーを記載頂いたり、職務経歴書を添付頂いていますか?
ママテラスでは、ご登録頂いた情報からお名前、ご住所、お電話番号、メールアドレス等の個人情報の除いた職歴情報や勤務希望等を、登録企業に表示しています。
※個人の方からメッセージを送信したタイミングで、お名前が送付先企業に表示されます。
最終学歴と直近勤務先や職種といった必須事項のみのご登録だと、「新卒以降ここ数年までの業務経験がわからない」、「〔財務・経理〕という職種だけだと、具体的なスキルや経験がわからない」といったことからアプローチを躊躇する企業が殆どです。
企業としても限られた時間で人材サーチを行っているので、スキル・経験がわかりやすい経歴サマリーの記載や職務経歴書の添付があると検討しやすく、スカウトに繋がります。
また、業務や勤務の希望についても特記事項等に明記しておくと、それに合ったスカウトがきやすくなると思います。
―――――――――――――――――――――――――――
参考:職務経歴書の書き方
①過去の経験した職務について最新のものから順に、具体的に書かれていること
②どのような仕事ができ、どのようなスキルがあるかが、定量的成果を含めて書かれていること
×コミュニケーションに心がけて、チームをまとめました。
〇6名のスタッフがいるグループのリーダーとして、計画立案、業務の割り振り、業務のマニュアル化、スタッフの評価・教育に携わっていました。
※お名前や連絡先等、個人情報は除いたものを添付して下さい。
―――――――――――――――――――――――――――
企業からスカウトを受ける3つのコツ~その2 情報を公開する~
2.出来るだけ多くの企業に情報公開する
ママテラスにログイン頂くと、PC画面では画面右上、スマホ画面では「三」をクリックしたメニュー内に「公開設定中の企業 〇/390社」といった表示があるかと思います。
「〇社」はあなたの(個人情報を除いた)情報を見ることが出来る企業数です。この企業数が多い方がスカウトをされる可能性は高くなります。
「勤務先が今後登録するかも知れない」、「よくわからない企業に情報を見られるのは不安」といった思いから情報公開を躊躇されるのは、当然のことと存じます。
そういったご不安に対して、弊社として以下の対策をしております。
・お名前、連絡先等の個人情報は開示していません。
※個人の方からメッセージをしたタイミングで、お名前のみ表示されます。
・情報を開示する企業を選択できます。やり取りの後に非開示に変更することも出来ます。
※非開示の場合、一切の情報は企業側に表示されず、メッセージ等も出来ません。
・登録企業にはサイト内メッセージ機能以外の登録者とのやり取り(SNS、メール等)を禁止しています。企業と個人の方のメッセージはママテラス事務局で定期的に確認をしています。
※万一、企業からサイト内のメッセージ機能以外での連絡があった場合にはママテラス事務局までご連絡下さい。
企業からスカウトを受ける3つのコツ~その3 「気になる+」をクリックする~
3.気になるポジションには「気になる+」をクリック
「応募するほどではないが、良さそうなポジションがある」と感じた際には、ポジション情報についている「気になる+」をクリックすることをお勧めします。
「気になる+」をクリックすると、企業側に「ID:XXXXの方が貴社を「気になる」にしました」といった通知メールが行きます。すると、企業は「気になる」した方の登録情報を確認し、自社の応募要件に適うと判断した場合はスカウト等のメッセージをします。
企業としても自社に関心があるかわからない方へのスカウトは労力が掛かります。ですので、「出来れば自社に関心がある方からスカウトしたい」という心理もあるようです。
ただスカウトされるのを待つより、応募要件等に適っていれば確実にスカウトされる可能性が高まりますので、関心があるポジションには是非「気になる+」をクリックしてみて下さい。
コンテンツやママテラス転職サポートも活用
マッチングの機会やスピードに優れるダイレクトリクルーティングですが、自ら応募やメッセージのやり取りを行う等の点で、人材紹介に慣れている方にはやや心細かったり、億劫になることもあるかと存じます。
ママテラスでは、
・スタートアップ企業情報や最新募集情報等をお伝えするメールマガジン
・スタートアップ企業や時短勤務での転職についての疑問等にこたえるQ&Aやコラム、転職者インタビュー等のサイトコンテンツの拡充
・メールでの転職サポート(選考段階でのご不安・ご懸念に対応)
を行っています。
ママテラスはこれまで人材紹介としてサービス提供してきましたので、転職希望者の方をサポートするノウハウや仕組みは持っています。
多くの方に転職機会を提供できるダイレクトリクルーティングの良さを活かしつつ、選考が進む過程でご不安・ご懸念があればサポートが受けられるようなサービスをママテラスは目指しています。
ママテラスご登録者が自らにあった新しい選択肢を見つけ、公私ともに益々輝くためにママテラスを存分にご利用頂けると幸いです。
written by 河西あすか
オススメの関連記事
- 転職コラム
- ダイレクトリクルーティングで時短転職を成功させる3つのコツ